
はじめに
みなさんこんにちわ、JOKERです。
中学一年生の息子が「英検4級」を受けてみたいと言い出しました。
子どもの勉強って習慣化させるのが難しいですよね。
「単語帳や過去問を渡してもやらない」
「市販の問題集は一度解いたら終わりだし、子どもも飽きてきた」
「過去問をやらせても、解説が分かりづらくて教えるのに苦労する」
ボクもこんな悩みを抱えていました。
同じように悩みを抱えている親御さん、多いのではないでしょうか。
そこで「生成AIアドバイザー」ならではのボクが考えたのが、
AIツールを組み合わせて「自動で英検問題を作成するシステム」です。
NotebookLMで情報を収集し、ChatGPTやGeminiで問題を生成、さらに毎朝自動で新しい問題を配信する仕組みまで構築しました。
なぜこの方法が有効なのか。
それは、各AIツールの強みを最大限に活かすことで、まるで専属の家庭教師がいるような学習環境を作れるからです。
しかも、すべて無料で実現できます。
本記事では、実際に私が息子の英検対策で使った方法を、スクリーンショット付きで詳しく解説します。
NotebookLMの使い方から、効果的なプロンプトの書き方、インタラクティブなクイズの作成まで、すべて公開します。
読み終える頃には、あなたも自宅専用の英検学習システムを構築できるようになっているはずです。
それではどうぞ!
NotebookLMとは
NotebookLMは、Googleが開発した無料のAI研究アシスタントツールです。複数の文書やWebページ、動画などを取り込んで一元管理し、その内容について質問したり、要約を作成したりできます。
特に優れているのは、取り込んだ情報を横断的に検索・分析できる点です。今回の英検対策では、この機能を使って過去問や参考書の情報を効率的に整理します。
NotebookLM公式サイト: https://notebooklm.google.com/
Googleアカウントがあれば、すぐに無料で使い始めることができます。
NotebookLMで英検の過去問を検索&要点整理する
まず最初に、GoogleのNotebookLMを使って英検の情報を収集します。
NotebookLMの最大の魅力は、その強力な検索機能です。
ソース検索機能の使い方
NotebookLMを開いたら、画面中央の検索バーに注目してください。
ここに検索したい内容を入力します。
今回は「英検4級の過去問について知りたい」と入力してみました。すると、日本英語検定協会の公式サイトや過去問PDFなど、関連する情報源が一覧で表示されます。



情報のインポート方法
検索結果から必要な情報を選択し、「インポート」ボタンをクリックします。

公式の過去問PDFや解説資料など、複数のソースを一度に取り込むことができます。
これらの情報は、NotebookLM内で一元管理されるため、後から簡単に参照できます。
しかも、文書間の横断検索も可能なので、「この文法項目はどの資料にも載っていたかな?」という時も瞬時に見つけることができます。
出題傾向の分析
NotebookLMのもう一つの強みは、取り込んだ資料から要点を抽出してくれることです。
例えば、複数年度の過去問を分析すると、以下のような傾向が見えてきます。
- 頻出単語のパターン
- よく出る文法項目
- 読解問題のテーマ
- 問題形式の特徴
これらの情報は、後でChatGPTやGeminiで問題を作成する際の重要な参考資料となります。
ChatGPTで筆記問題を自動生成する
NotebookLMで収集した情報をもとに、次は実際の問題を作成します。
ここでポイントとなるのが、プロンプト(指示文)の書き方です。
効果的なプロンプトの書き方
最初、私は「過去問作って」「例題出して」といった簡単な指示を出していました。
しかし、これだとChatGPTは期待通りの問題を作ってくれませんでした。
そこで、より具体的なプロンプトに変更しました。

勉強したいので集めた情報から筆記問題(例題)を作成してください。
問題は選択式の4択でお願いします。
このプロンプトが効果的だった理由は、以下の3点です。
- 目的が明確(勉強したい)
- 形式が具体的(筆記問題、4択)
- 情報源が明示的(集めた情報から)
生成された問題の例
実際にこのプロンプトで生成された問題を見てみましょう。

(一部抜粋)
問題1:Many people ( ) when they see a sad movie.
1. thank
2. answer
3. open
4. cry
正解:4
このように、英検4級の実際の試験形式に沿った問題が生成されました。
単語・文法穴埋め問題、文章穴埋め問題、並べ替え問題、読解問題のすべてのパターンに対応しています。
GeminiでHTMLクイズに変換する
文字だけの問題も良いですが、子どもにとっては、インタラクティブなクイズ形式の方が楽しく学習できます。
そこで、Geminiの「Canvas」機能を使って、HTMLクイズに変換します。
Geminiとは
Geminiは、Googleが開発した最新のAIモデルで、ChatGPTと同様に対話型のAIアシスタントです。
特に注目すべきは「Canvas」機能で、コードやビジュアルコンテンツを生成・編集できる点です。
Gemini公式サイト: https://gemini.google.com/
無料版でも十分に使えますが、有料版(Gemini Advanced)ではより高度な機能が利用できます。
インタラクティブクイズへの変換
Geminiを開いたら、画面下部の「Canvas」ボタンをクリックします。
これにより、コード生成に特化したモードに切り替わります。
次のプロンプトを入力します。
以下は日本の英検4級レベルの問題です。
これらをインタラクティブなクイズ形式に変換してください。
そして、ChatGPTで生成した問題を貼り付けます。

これでEnterキーを押すと生成が始まります(HTMLとJSで何やら書き始めています)。

完成しました。

生成された(完成した)クイズの特徴
Geminiが生成した問題には、以下の特徴があります。
- 4択ボタンで回答選択
- 選択するとその場でフィードバック
- 正解・不正解が色で表示
- 「次の問題へ」ボタンで進行

便利な共有ボタン
さらに便利なのは、右上の共有ボタンから「リンクをコピー」できることです。
このリンクをLINEやメールで送れば、スマホからも簡単にアクセスできます。
ボクもリンクをコピーして息子のLINEに送っています。

同じことをClaudeにやらせてみた
ちなみにClaudeでも、Geminiと同様のインタラクティブクイズを作成できます。
Geminiと同じプロンプトをClaudeに入力してアウトプットさせた結果が以下です。

さらに、Claudeには「明日の分も作成して」とプロンプトを入力して、アウトプットさせたところ、複数日分の問題を一枚にまとめてくれました。
塾講師や家庭教師の方にとっては、こちらの方が使いやすいかもしれません。


※GeminiかClaudeか、使い分けのポイント
- シンプルに使いたい → Gemini
- 高機能な管理をしたい → Claude
どちらも同じプロンプトで動作するので、お好みに合わせて選択できます。
ChatGPTのタスク機能で”毎朝7時に問題が届く”
最後に、最も便利な機能を紹介します。
ChatGPTの有料版では、「タスク」機能を使って定期的な問題配信を自動化できます。
タスク機能の設定方法
ChatGPTで一度問題を生成した後、以下のプロンプトを入力します。
これを毎日のタスクにしてください。
毎朝7時に英検4級の問題を送って。


自動配信の仕組み
設定が完了すると、毎朝7時に自動的に新しい問題が生成され、メールで配信されます。

この機能により、以下のメリットが生まれます。
- 毎日の問題作成から解放
- 学習習慣の定着
- 朝の忙しい時間の効率化
配信時間や問題数、難易度なども自由に調整できます。
例えば、「平日は5問、週末は10問」といった設定も可能です。
実践結果と効果
実際にこのシステムを1ヶ月間使用した結果、息子の英検学習に以下の変化が見られました。
学習効果の向上
- 毎日新しい問題に取り組めるため、飽きずに継続
- インタラクティブなクイズで学習意欲が向上
- 正解率が少しずつ上昇(繰り返しやるので)
親の負担軽減
- 問題作成にかかる時間がゼロに
- 解説を考える必要がなくなった
- 学習管理が自動化された
応用可能性と今後の展開
この方法は、英検4級だけでなく、様々な学習に応用できます。
他の英検級への応用
- 英検5級:基礎単語と簡単な文法
- 英検3級:より複雑な文章と会話
- 英検準2級:長文読解とライティング
プロンプトを調整するだけで、各級に対応した問題が作成できます。
他の資格試験への展開
- TOEIC対策
- 漢字検定
- 数学検定
基本的な仕組みは同じなので、NotebookLMで資料を収集し、ChatGPTで問題を生成するだけです。
学校教育への活用
定期テスト対策や日々の復習にも使えます。教科書をNotebookLMに取り込み、単元ごとの問題を自動生成することも可能です。
まとめ
今回は、NotebookLM、ChatGPT、Gemini、Claudeを組み合わせて、完全自動化された英検学習システムを構築する方法を紹介しました。
しかし、この記事の本当の価値は、英検対策の方法論にあるのではありません。
重要なのは、「生成AIを使える人と使えない人の間に、これほど大きな差が生まれる」という事実です。
同じ「子どもの英検対策」という課題に対して
- 生成AIを使えない人 → 毎日問題を作成し、解説を考え、時間と労力を消費
- 生成AIを使える人 → 30分でシステムを構築し、あとは完全自動化
この差は、英検対策だけでなく、仕事、学習、創作活動など、あらゆる場面で現れます。
生成AIは、もはや「知っていると便利」なツールではなく、「使えないと大きく遅れをとる」必須のスキルになりつつあります。
今回紹介した方法は、その一例に過ぎません。
NotebookLMの情報整理力、ChatGPTの生成力、Geminiのビジュアル化能力。
これらを組み合わせることで、想像もしなかった価値を生み出すことができるのです。
この記事を読んで「すごい」と思うだけでなく、ぜひ実際に手を動かしてみてください。
大切なのは、生成AIという「人生の相棒」と出会い、その可能性を体感することです。
生成AIを使いこなせるようになれば、あなたの人生は確実に変わります。
効率化の先に生まれる時間で、本当にやりたいことに集中できるようになるからです。
今すぐ、生成AIの世界へ一歩踏み出してみませんか。
それではまた!
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